なんとか入国審査をクリアして、いざロンドン市内へ!事件のせいでどのくらい警戒態勢が取られているのか分かりませんが、当たり前の旅行をすることこそ、テロに負けないことだ!と自分に言い聞かせて、いざ観光へと出発します。
目次
トラファルガー広場!
最初に訪れたのが、1805年のトラファルガーの海戦勝利を記念して造られた広場!この柱のいちばん上にいるのがネルソン提督。トラファルガーの海戦でイギリス軍を指揮した司令官です。高すぎて見えないwしかもイギリスは天気が悪いって聞いてたのに、めっちゃ快晴で暑いです!
広場の真ん中には噴水があって、その向こうにあるのがナショナルギャラリー。有名な美術品がたくさんあるそうなのですが、出張に行っていることも多いみたいですね。今回は行きませんでした。
こちらがジョージ4世の銅像。この広場を現在のカタチに再開発させた王様です。ロンドンはこんな感じの銅像が大量にあります。まさに銅像都市。
バッキンガム宮殿へ移動
トラファルガー通りからバッキンガム宮殿は、ザ・マルという通りを抜けてまっすぐです。ザ・マルの入り口に立っているのが、こちらのアドミラルティ・アーチ。エドワード7世がビクトリア女王を記念して建築され、1912年に完成。テッペンに文字が書いてますが、ラテン語なのでよく分かりません。
こちらが、ザ・マル。まっすぐな道で式典などで旗を掲げるためのポールが並んでいます。ここをまっすぐ進むとバッキンガム宮殿。
バッキンガム宮殿に近づくと、おもちゃの兵隊さんみたいな近衛兵が行進してました。衛兵交代のパフォーマンスがあるらしく、観光客の人が集まってます。
パフォーマンスを見ようかなと行ってみると時すでに遅し。人がいっぱいでほとんど見えませんでした。宮殿の外はお巡りさんが中心ですが、宮殿内の兵隊さんは自動小銃に指をかけてました。ちょっと緊張する時期に来ちゃったからかなと思いつつも、ちょっとイギリス王室の雰囲気を体感しました。
パフォーマンスが終わったので、ロンドン観光に戻ります。バッキンガム宮殿の前にあるセントジェームズパークを通り抜けてウェストミンスター寺院の方向へ移動します。途中で花を持たせて金を取ろうするババアがいて、思わず持ってしまってもめましたが、「ワレ、何言ってんんじゃ!」と言って、花を突き返して立ち去りました。どこにでもいるんですね、ああいう押し売りみたいな奴。あと関西弁は、濁音や巻き舌も入るので、どこの国でも無敵です。
イギリス首相官邸のあるダウニング街10番地を通り抜けたところ。このあたりからは車道を移動できるので、自転車を探します。
レンタル自転車 Santander Cycleに乗る!
普段は自転車で旅行しているので、ロンドンの街もレンタル自転車で走ります。
Santander Cycleは、ボリスジョンソンが市長時代にはじめたサービスで、2ポンドで24時間乗り放題です。借りる方法は簡単で手前の公衆電話のようなところにある端末でクレジットカード情報を登録。暗証番号をプリントアウトした紙が出てくるので、それを自転車に打ち込めばいいだけです。返却は市内各所にあるドッキングステーションに繋ぐだけ。もう一度乗るときは、端末にクレジットカードを挿すだけで、次の自転車を選んでくれます。
また専用アプリをダウンロードすれば、最寄りの空き自転車を検索することもできますし、返却時はドッキングステーションにつなげる必要があるんですが、そのドッキングステーションの空きも確認できます。
嘘でしょ!いざ借りようと端末を触ると日本語があるじゃないですか・・・さすが、かつての同盟国!
チャリに乗って移動を始めると、マスコミの人が集まっている場所がありました。偉い人でも出てくるのかな??とも思いましたが、時間がないので興味のある街巡りへ出発です。
こちらイギリス王の戴冠式があるウエストミンスター寺院です。イギリス国教会の寺院で政治家とかニュートンとかダーウインが埋葬されていることで有名。正面の写真はよく見ますよね。
こちらは滅多に見られないウエストミンスター寺院の横です。なんでこんなつぎはぎみたいになってるんでしょう。工事の足場が立ってました。そして時間を食うので、中は見ません。
ウエストミンスター寺院から南へ少し行くと、ロンドンといえはこれ!ビックベンです!英国国会議事堂の上に時計台がついてます。鐘がなるんですが、学校のキンコンカンコンでした。どうも日本の学校のチャイムの元がこれらしいですね。初めて知りました。
ビッグベンの近くには銅像も大量に立っていて、こちら非暴力不服従運動でお馴染みのガンジーです。
こちらは第二次大戦時の首相チャーチルです。他の銅像よりちょっとデカ目です。
ウエストミスター橋を渡り、テムズ川の対岸へ
ビッグベンの前にかかるウエストミンスター橋の上から、ロンドン・アイと呼ばれる巨大観覧車を撮影したところです。
こちらがテムズ川です。めっちゃ汚いです。テムズ川は他の日でも見られるので、チャリでテムズ川を渡河。本日の第一目標、バラマーケットへ。
活気のある市場、バラマーケットへ
実は旅の日程上、この日にしかマーケットが開いている時間に行けなかったので、自転車を飛ばして向かったのが、こちらのバラマーケットです。必ず外国に行くとこういうとこ行くんですよね。
新鮮な魚介類。
フレッシュな果物。
カップケーキに。
パン。いろんな種類がありますね。
そんな市場で長い行列ができているお店が。どうもフィッシュ&チップスの賞をもらったお店だったみたいです。これは食べようと思って並びました。
今回の旅行では、椅子付きリュックひとつでロンドンに来ました。こういう路上でご飯を食べたりするときに大活躍です。(これのせいで厳重なチェックされた気もしますが・・・)
そしてこちらがフィッシュではなく、ロブスター&チップスですw 隣の人が頼んでたのがうまそうだったので・・・。素材がいいものは、イギリスでもハズレがないです!美味い!
市場から出る路地。こういったトンネルもなんかおしゃれですね。新橋のガード下とは違う良さがあります。
ロンドンの街を歩いてるとめっちゃ目に付く、わさび!というお店。日本食ファーストフードみたいな感じのお店でした。タイミング合わず、食べませでしたが。
そして再びテムズ川沿いへ。目の前に戦艦とタワーブリッジが見えますね。次は、そちらの方まで歩きます。
こちらのテムズ川に浮かんでいるのは軽巡洋艦ベルファストだそうです。第二次大戦から朝鮮戦争で活躍し、退役後は大英帝国博物館の分館としてここに係留されているそうです。
そしてこちらがタワーブリッジ。ロンド橋落ちた落ちたの歌で有名なロンドン橋は、タワーブリッジの手前にある橋なので、気をつけて。僕は間違えてました。
橋ができたのが1894年で、第二次大戦中はドイツのロケット兵器の標的となりV1ロケットが命中したらしいです。
タワーブリッジからロンドン市内を撮影。左に見える高いビルがザ ・シャードというロンドンにできた新しい高層ビル。上には展望台があるので最終日に登る予定です。右岸がCityと呼ばれるビジネス街です。
タワーブリッジを渡った向こう側にあるのが、ロンドン塔です。こちらは11世紀に造られた城砦で17世紀までは宮殿だけではなく、造幣局や天文台、監獄、動物園などに使われた建物だそうです。
またカラスがいなくなるとロンドン塔が崩壊し、英国が滅びるとの予言があり、今でもワタリガラスが飼育されているそうです。
再びチャリに乗ってホテルへ
タワーブリッジを渡ったところで、ホテルのチェックインの時間が来ました。大英博物館の近くなので、再びチャリに乗ってスピードアップ。こちらはCityを抜けたところにあるセントポール大聖堂です。
こちらもセントポール大聖堂。最初に寺院が建てられのが607年で、その時の寺院は木造でした。その後、戦乱などで被害を受け、現在の建物は1700年ごろに建てられたものだそうです。この建物も第二次大戦の空襲で損傷しています。
という解説は後付け。この時は急いでいたので、写真だけ撮ってハイスピードで飛ばしてました。
チャリで爆走していたときに、ちょっと気になる銅像が見えたので、惹かれて立ち止まってました。なんとバトルオブブリテンを勝利に導いた司令官ダウディングの銅像です。
第二次世界大戦時に、イギリス空軍の司令官として、レーダーと地上管制、合理的な作戦を駆使してドイツ軍のイギリス侵攻を防いだ人です。特に人的リソースの管理を徹底したらしく、日本にもこういう司令官が必要だったんだろうなと思いました。
ホテルにチェックイン
なんだかんだでホテルに到着。外観がボロく、エレベータは今にも止まりそう・・・しかも僕の部屋は増設された階のようで、エレベータの最上階からさらに階段で上がるお部屋でした。
ところがお部屋の中に入ると、リフォームされていてキレイ!
ベットはシングルの狭い感じですが、寝心地はよかったです。
こちらがお風呂とトイレ。外国っぽい!
お部屋を一通りチェックして荷物を置いたときに、あ!Goproなくした!と大騒ぎしておりました。まあどうしようもないので気分を切り替え、次の予定に向かいます。
次の目的地 ベルスタッフでお買い物!
再びチャリを借りて大英博物館の前を抜け、オックスフォードストリートへ。こちらはヨーロッパで最も人通りが多い通りらしいです。
こちらがベルスタッフのお店。地下鉄のオックスフォード・サーカス駅から、リージェント通りを南に行ったところにあります。
買ったのがこちら、トライアルマスターというワックスコットンのライダースジャケット。
短めのコートくらいの長さで、アイアムレジェンドという映画でウィルスミスが着てました。日本では銀座シックスにお店があるんですが、なんと価格が13万くらいします。イギリスだと半額以下。
お店の人と片言の英語で話していて「日本のお店はめっちゃ値段が高い!」って言ったら「知ってる!」って言ってました。
ここでお買い物ワンポイントアドバイス!イギリスではVatという付加価値税がかかっていて、免税対応してくれるお店に行くとVatの紙いる?って聞いてくれますのでもらっておきましょう。パスポートがあると手続き楽みたいなこと言ってました。(ホテルに置いてきてしまったw)
あとは夕食まであたりを散策です。アップルストアもイギリス風。
まだ明るいのに飲んでんなと思ったら、もう7時くらいでした。緯度が高いので夏は日照時間が長いの忘れてました。
お店も閉まりはじめたので、行ったんホテルに帰り、買ったライダースジャケットを置いてきます。
夕食はSOHOで、イギリス人が作ったラーメン!
一旦ホテルに帰ってお買い物したジャケットを置いて、夕食に出発します。自転車に乗って移動していると、謎のインラインスケート軍団に囲まれました。こういうサークルなんでしょうか。
訪れたのがSOHOという地区にある、こちらのBone Daddiesというお店。カフェのようですが、飲みながらラーメンを食べられる店です。どうもロンドンは豚骨ラーメンが人気らしく、日本のお店も多いらしいのですが、ここはロンドン。異国のシェフが作るラーメンはどんなもんんじゃい!ということで入店しました。
そして頼んだのがこちら。ボイルした蟹入り豚骨ラーメン。めっちゃ旨かったです。ただ値段が2,000円くらいしました。日本から来た旅人よ、味はどうだったか?みたいなことを聞かれたので、美味しいけど値段が高いwと言っときました。
このSOHOという地区は歓楽街で、様々なお店があります。このような日本食レストランもあれば、
このようなミュージカルをやっている劇場が集まっているところも。
アジアンな料理屋さんが多いからか、このような輪タクが走っていたりしました。
楽しそうな街だったんですが、ちょっと次の日の予定もあったので、ホテルへ帰還!
翌日はオプションのバスツアーを予約していたので、遅刻しないように眠ります。
つづく
“ロンドン旅行①「テロ勃発でも出発!波乱の入国篇」”
“ロンドン旅行③ロンドンday2「ストーンヘッジヘバスツアー!」”
“ロンドン旅行まとめ_見所・移動手段など”