撮影旅行にはジンバルを持っていくんですが、かなり変形なのでバックパックの容量を食うんですよね。
そんなときにyoutubeを見ていたら旅行系動画を撮影する人が表側に大きなポケットがついている雪山用のカメラバッグを使っているのを見たんです。同じカメラバッグは販売終了しているようなので、アウトドアバッグでいいのがないか探してみることにしました。
僕は旅行ではショルダーのカメラバッグにカメラを入れて、バッグパックはジンバルと1脚と着替え等をメインに入れていくので、25Lくらいでいいものを探していました。
そんなときに見つけたのが、「マムートのリチウム、25L」です。アウトドア用なのでカメラバッグのような頑丈はさありませんが、機材を楽に持ち運べて、機材の取り出しが簡単なので気に入って使っています。今日は、このバックパックについてご紹介します。
開封の儀
アウトドア用のお店で見てたのでそこで買おうと思ったら気に入った色がなく、仕方なくAmazonで購入しました。
中を開けるとバッグパックがポンっと入ってました。この商品だと梱包はいらないですよね。
バッグパックを解説
ここからはバックパックの開封をしながら、構造を解説していきたいと思います。
まずは正面です。正面にはフロントに大きなポケットがひとつ、両サイトにポケットがひとつずつ、最下部にチャックのついた収納ひとつ、メイン収納、上部小物入れ、腰ベルトにポケットがついています。
こちらが背面です。ショルダーベルトの形状が少し湾曲しているのがポイントで、体にフィットするようになっています。
背面部分なんですが、少し溝がついており、シンプルな構造ながら¥通気性がいいので、今までのバックパックに比べると夏場でも快適に持ち運べました。
フィルターや鍵を収納できる「上部ポケット」
上部ポケットは少し小さいんですが、鍵や小物等を収納できるスペースがあります。
上蓋に収納があるバックパックと比べると少し小さいですが、82mmのNDフィルターやソニーの1眼用マイクを入れて、チャックが閉まるかなという感じです。
たっぷり入るメイン収納
メイン収納はガバッと開けてものを出し入れできますが、アウトドア用バックパックなので縦長の収納になります。
容量はそれなりにあるのですが、下の方へのアクセスもしやすいので、パッキングをしっかりしておけば、外での取り出しもしやすいと思います。
最下部はレインカバー収納に
最下部にはレインカバーが入っています。本体自体は多少撥水加工されているのですが、本格的な雨が降ってきた時にはこちらを使用します。
レインカバーを底面に入れておくことで少しクッションになります。中の荷物を守る役割もできていると思いました。
カラダにフィットするのに涼しい背面
ベルトは肩とチェスト、腰にあり、荷物の重量を分散できて長時間背負っていても楽です。
サイドアクセスのカメラ用バックパックはカメラを取り出す際に腰ベルトが邪魔になることがあるんですが、カメラは前掛けで別のショルダーバッグに入れて持っているので、腰ベルトはとてもありがたいです。
背面は通気性が良くなっていて、MAMMUTと書かれている部分など背面の黒い部分が少し溝になっていて、空気が通りやすい構造になっています。
伸び縮みする「ベルトポケット」
腰ベルトには両サイドに収納ポケットがありますが、左右で少し構造が違います。上の写真は右ベルトのポケットでメッシュ素材で伸び縮みします。チャックやフタはないので、飴とかお菓子を入れています。
財布やスマホを入れられる「ベルトポケット」
こちらは左ベルトのポケットでチャックがついています。
財布など貴重品を入れるのに向いていますが、珍しいのはポケット部分から靴下のように下に収納ポケットが出てきて、スマートフォンを縦に収納できるようになっています。貴重品をこちらのポケットにまとめられるので、助かっています。
三脚やライトスタンドも入る「サイドのポケット」
500mlペットボトルを入れていますが、このサイドポケットには一脚や三脚、ライトスタンドを入れて運んでいます。
三脚はトラベル三脚くらいなら余裕で入ります。最初は片方だけ使って、もう片方はペットボトルホルダーとして使っていましたが、後述する別売のペットボトルホルダーを購入したので、重量バランスを調整するために三脚や一脚を両サイドに入れることにしています。
ジンバルを入れられる「フロントポケット」
ここは上着等をかけたり入れるところなんですが、下部がポケット上になっていて、上の方は側面とベルトでつながっています。縦長のポケットなのでジンバルの収納としてピッタリ。今入れているのがRS3miniなんですが、ちょうどいいです。
使った感想
ここからは使ってみた感想になります。かなりたくさんのバックパックを背負って選んだので、機能的にベストではありませんが、用途にはジャストフィットするバックパックでした。
撮影機材をコンパクトに楽に持ち運べる
カメラは別のバックに入れたりしますが、撮影機材と2日分くらいの着替えを入れて、動画撮影旅行に行けるようになりました。あまりにも快適なので、最近は写真撮影の仕事でもカメラバッグを使わず、こちらのバックパックで移動しています。
特に腰やショルダーのベルトがかなり自分にあっていて、今までと同じくらいの量の荷物でも楽に持ち運べるようになりました。
メイン収納は大きく開いて取り出しやすい
アウトドア系のバックパックは底が深いタイプが多くて下の方の荷物を取るのが大変なんですが、チャックがサイドまで伸びているので、ガバッと開いて下の方の荷物が取り出しやすいです。
外でガサガサ漁らなくてもいいし、交換レンズをたくさん持ち歩かない人にはいいと思います。
見た目もスリムで価格も安い
商品写真を見ると丸いデザインでずんぐりとしていそうに見えますが、容量25Lで荷物をたっぷり入れても実際はスリムに見えます。
アウトドアらしく左右のサイドにコンプレッションベルトがついているので、そこである程度バックパックの形を作ることができるからです。
さらにコンプレッションベルトを調整することで、正面ポケットのジンバルや左右の1脚なども収納して固定することも可能です。
気になる価格も1万5000円以下!。これだけの装備と使いやすさがあってこの値段はかなりコスパがいいと思います。
一緒に買うと便利なグッズ
このバックパックを使う時に、一緒に買った追加パーツや昔から持ってて便利なパッキング道具をご紹介します。
サイズ変更も簡単で使いやすい「ペットボトルホルダー」
どうしてもサイド2つのポケットに荷物を入れたい時があるので、ペットボトルや水筒を入れられるこのホルダーを追加しました。
ショルダーベルトにつけて使うもので、飲み物が取り出しやすく飲みやすいです。しかもマジックテープでサイズ調整もでいるので、ちょっと太めのペットボトルでも入れることができます。
他のバックパックでも取り付けて使えるので、重宝しています。
コンプレッションバッグ
ずっと使ってるISUKAのコンプレッションバッグです。
Tシャツや下着、シワになってもいい服を入れていて、圧縮します。そこそこ綺麗に入れていくと、2/3くらいまでのサイズに圧縮できるので、かなりパッキングが楽になります。だいたい撮影旅行の着替えはこの中に入れて持っていきます。
撮影旅行に行くバックパックに最適
カメラはショルダーバッグに入れて、ジンバルや一脚などのカメラ機材をバックパックに入れて移動する。そういう撮影旅行スタイルの人には最適なバッグパックだと思います。
カメラ機材を持ち運ばず、1泊二日の旅行などで使う場合は、帰りにお土産も詰められるサイズだと思います。
カメラバックは重くて使いにくい!機動力よく旅先で動き回りたい!という人にはピッタリのバックパックだと思います。
そこまで高くない商品ですので、ぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか。