東海道day5 東海道五十三次

自転車で東海道五十三次の旅day5⑥ 金谷宿から日坂宿まで

ブロンプトンでの東海道五十三次の旅五日目もいよいよ後半。金谷宿を出発し、本日、2つ目の峠・小夜の中山越えに挑みます。だいぶん日が傾きつつあったのですが、今までの峠越えの経験から行けそうだなと判断して向かいました。

ルート案内「7kmの峠越えコース」

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金谷宿から日坂宿の間は、小夜の中山という峠を挟んだコースです。ここは峠が二つあると思ってください。ひとつ目は金谷宿を出て間の宿・菊川まで、傾斜が厳しいので要注意です。ふたつ目が間の宿・菊川から日坂宿まで。こちらは路面の状態があんまり良くない箇所があるので、自転車は気をつけてください。
見所は、茶畑が広がる山間部の風景です。夕暮れ時に行ったということもありますが、とても美しかったですよ。

峠へ向かい登りがつづく

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金谷宿から、少しずつ上り坂が始まり、金谷宿を出ると傾斜が厳しくなります。後ろを振り返ってみると、そこそこ高いところまで来ましたね。

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看板を見ると旧東海道の石畳があるようです。自転車では少し辛い感じがしますね。

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かなりの急坂になっていきます。ここで地元のお年寄りから、「いまの時間から峠に行くのは危ないから気をつけろ」と言われました。とはいえ登り切って降りるだけなので、全然間に合うなとこの時は思っていました。

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この先を行くと石畳の道なのですが、地図を確認すると茶畑を通る迂回ルートがありそうです。そちらを通ることにしました。ブロンプトンだと石畳は辛いですからね。

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茶畑が広がる急斜面を登っていきます。石畳の道を自転車担いで登った方がよかったのかなと少し後悔。

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急坂というのは登るのはキツイんですが、速く登れるもんですね。かなり金谷の町が小さくなりました。

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坂を登り切ったところです。一面が茶畑の中の一本道を漕ぎだします。

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山に「茶」と書かれていますね。お茶推しですw

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大きな石碑。ここで明治天皇がご休憩され、富士山を眺められた場所だそうです。

一気に坂を駆け下りる

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ようやく旧街道と合流。石畳の道はこんな感じなんですね。

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ここから東海道は一気に下り坂へ。

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茶畑から集落に入っていきます。

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諏訪原城跡という看板が。

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この辺りが諏訪原城の跡らしいです。武田氏が築城した城で、のちに徳川家が奪い、東海道と武田を監視する前線基地として活躍したそうです。

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立て看板によると、街道を抑える重要な城だったようです。

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当時の石垣でしょうか。城をゆっくり見ている暇はないので先を急ぎたいと思います。

菊川坂石畳

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さらに東海道の石畳の道があります。この前の道ですね。

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拡大してみると、こんな感じの石畳です。

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ただ自転車では石畳の道だと厳しいので、その横のアスファルトの道をさらに下ります。

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かなりの急坂ですね。

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下に集落が見えてきました。あそこまで行けば峠越えも終わり、一気に降っていきます。

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ようやく集落に到着。これで峠越えも終了。ちょっと茶畑を登るのがしんどかったなと、この時は思ってました。

間の宿 菊川に到着

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ところが、看板を見てびっくり「間の宿・菊川」。地図をここで確認すると小夜の中山はこれからのようです。ここの峠は2段階あるんですね。

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間の宿菊川の風景です。ちょっとした道の駅みたいなものもありましたが、この先どうなってるかわからないので立ち寄らず、急いで出発します。

本格的な峠道へ突入

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旧街道はこんな石畳の階段なんですが、自転車はアスファルトの道を迂回します。

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徐々の傾斜がきつくなる上り坂。

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茶畑の中を進みます。風が抜けて気持ちいい。

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頂点かと思ったらまた登り。どこまで続くんだ。

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さらに登り、これ峠じゃないな。山だな。。だから小夜の中山なんだ。とここで気づきました。

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近くの民家のそばに歌碑が。この峠、この後に歌碑がいくつも出てきます。

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そしてまだまだ上り坂は続きます。どこまで登るんだ。

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茶畑が切れて集落が見えてきます。そろそろ頂上なのかも。

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ここで自動販売機を発見。これだけ茶畑を見てるので、静岡のお茶を飲めるかな?と覗いてみました。

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掛川茶・・・売り切れ。その横は綾鷹ですね。

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この辺りもいろんなお店があったようです。カンバン方式で昔を再現しています。

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こちらのお宅は昔、富士見屋さんだったようです。どんな商売をしていたんでしょうね。

小夜の中山頂上に到着

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頂上に到着すると最初に目にするのが、小夜の中山名物、子育飴屋さん。ですが閉まってました。本当にこの旅は名物と縁がないです。

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小夜の中山の頂上はちょっとした公園になっていました。正面に立っているのは、西行さんの歌碑だそうです。

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西行さんの歌の解説が近くに書かれていました。どうもこの中山には歌碑がいくつかあるようです。

峠を一気に降る

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ここからは一気に下り坂です。

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もう太陽が沈もうとしていますね。山の中で真っ暗になるとヤバイと思い、スピードアップしました。

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こんな感じの歌碑がポツポツと立っています。写真だけ抑えて先へ進みます。

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再び歌碑。この峠は歌推しです。

佐夜鹿一里塚

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坂の途中にあるのが、佐夜鹿一里塚の跡です。木製の碑文があり、周りは少し整備された小さな園でした。

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しばらく進むと、またまた歌碑。ただ石のベンチがあるので風景も楽しめそうです。

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昔、ここには松尾芭蕉が涼んだ松があったようですね。

浮世絵 日坂宿

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日坂宿の手前、小夜の中山ヘ向かう街道の絵です。真ん中にある大きな石が夜泣き石と呼ばれていた石。現在は別の場所に移設されているらしく、ここにはありません。

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現在の風景はこちら。この辺りGPSがうまく機能しなかったので、とりあえずそれっぽいところで撮影しました。

峠越えラストスパート

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だいぶん暗くなってきたし、街灯もないので、とりあえず街まで急いで降っていきます。

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一応アスファルトで舗装はされているんですが、ちょいちょい欠けていたり、砂が溜まっていたりするので、注意しながら進みます。一回後輪が滑りかけましたが、そこはバイク時代のケツの感覚で転倒を回避しました。

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ようやく目の前に集落が見えてきました。間もなく日坂宿です。

日坂宿に到着

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峠の下り坂がひと段落したところ。この道の向こうが日坂宿の江戸見附。

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常夜灯が旅人を迎え入れてくれます。日坂は大火にも見舞われることがあったため、秋葉信仰が盛んだったそうです。

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この大きな看板があるところが本陣跡。芝生の公園になっています。

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日坂宿も看板方式で昔の宿場の雰囲気を再現。ただここは古い建物も残っているので、宿場町の雰囲気があります。

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ここは脇本陣、黒田屋さん。という風に看板で宿場の位置がわかります。

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こちらが地図では、藤文と書かれていた建物です。問屋役を務めた伊藤文七郎さんのお宅だそうです。

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この建物は江戸末期に建てられたそうで、日本で最初の郵便局のひとつでもあるそうですよ。長く地元に貢献してきた建物なんですね。

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川坂屋さん。武士や公家が宿泊する格の高い旅籠だったそうです。

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そして日坂の出口付近には高札場が。こちらに法令などが書かれていたんでしょうね。

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この辺りが日坂宿の京方見附の跡。看板には下木戸跡と書かれていますね。
街灯に明かりがつきました。次の掛川宿が東海道五十三次の旅5日目のゴールになりそうです。
つづく


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