東海道day10 東海道五十三次

自転車で東海道五十三次の旅day10③坂下宿から鈴鹿峠、土山宿まで

いよいよ鈴鹿越えにチャレンジするブロンプトン東海道五十三次の旅10日目。
箱根の次は鈴鹿がキツいよと言われていただけに、ちょっとハラハラしつつも、地図を見ると標高もそれほど高くなく、意外に楽なんじゃないかなと心の中では思っていました。
それでは坂下宿を出発し、いざ峠越えへ。

ルート案内「10kmの峠越えコース」

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坂下宿から土山宿の間は、鈴鹿峠を越える10kmのコースです。
三重県側から鈴鹿峠までは山道や階段があり少し大変ですが、距離が短いので、体力があれば自転車を担いで登れます。峠を越えて滋賀県側に行くと道が整備されていますので、ここからは自転車でスムーズに進めます。
見所は、峠を越えたところにある巨大常夜灯。当時の旅人たちも、デカイ!と驚いたんだろうなと思いますよ。あとは土山の旧街道ですね。キレイに整備されていて、街道を走っている!っていう感じがしました。

国道1号線と合流。

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国道1号線と合流する直前に十一面観世音菩薩の碑が。旅人の安全を祈願するために建てられたものでしょうか。今回はスルーします。

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旧街道はここで国道1号線と合流なのですが、鈴鹿峠の国道1号線は上り線(伊勢方面)と下り線(京都方面)が別のルートで一方通行なんです。
車道を通るとしたら正面の道を進み下りルートに合流しないとダメなんですが、旧東海道は上りルートに沿ったあと、山道に入ります。
どちらに行くか迷ったんですが、自転車を担いで山道を登ることにしました。地図を見ると距離もそんなに大したことないので。

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先ほどの場所で峠側を撮影。左が1号線。チャリはその横の側道を通って行きます。

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この地域の料理屋さんでしょうか。山の幸を豊富に取り入れたお食事の写真がw食べいたいなと思いつつ、ここは山登りに専念します。

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側道は1号線横を登って行きます。

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山の中に1号線の下りが。車道を行ってたら、あんなところを走らないとダメだったのかと思って撮影した写真です。

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側道は再び1号線と合流。旧道と新道を作る際にできたズレでしょうか。

峠へ向かう山道を進む

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ここで国道1号線と別れて右側の山道へと進みます。

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アスファルトで舗装されているので、まだ自転車でも行けそう。ここを登って行きます。

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片山神社と書かれた石柱が。この先に神社があるようです。

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路面はまだアスファルトなんですが枯葉だらけ。滑らないように注意して進みます。

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周りは杉林。花粉症の季節ならえらいことになりそうですね。

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完全に森の中、街灯もないので夜中だと遭難しそうです。前日を休息日にして正解でした。

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突如森に現れる現代看板。坂下宿と鈴鹿峠の説明が書かれていますね。これを見た人は坂下宿にはすごい宿場があると思いそう。今は普通の田舎町なんですよね。

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そしてアスファルトからコンクリートの道へ。しかもギザギザの溝付き。キツい登りなのかなと、嫌な予感が。

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あたりは、もののけ姫の世界になってきました。

歴史ある片山神社

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しばらく山道を進んでいると、正面に鳥居が現れます。ここが先ほどの石柱に書かれていた片山神社。
かなり古い時代からある神社で伊勢神宮でお務めする女性内親王がここで禊を行って伊勢に向かったとういう神聖な場所だそうです。
さらにこの付近を荒らしていた女盗賊を坂上田村麻呂が討伐どころか嫁にするという出来事もあったという話もあり、坂上田村麻呂もお祀りされています。
ちなみに新しく見えるのは火事で再建したからだそうです。

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先を急ぐ旅でしたので中には入らず。入り口でお水だけいただき、外から旅の無事を祈りました。日本の神様は寛大なので許してくれます。

本格的な峠道へ

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神社の横が鈴鹿峠の入り口。いよいよ本格的な峠道スタートです。横の鈴鹿流長刀術発祥の地という石碑がありますが、イマイチ調べてもわかりませんでした。

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九十九折とはまさにこのこと、という山道をジグザグと登って行きます。

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路面は石になったり。

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コンクリートになったり。

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そして国道1号線の高架下に作られた階段を登っていきます。ここからはブロンプトンを肩に担いでいきました。

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階段を登ったところ。ちょっとした広場になっていました。

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そして鈴鹿峠はさらに細い山道に。ブロンプトンを肩に担いで登ります。

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ボロボロの鈴鹿峠の看板。

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そしてこの場所にも、芭蕉の歌碑。西行、芭蕉はいろんなところに足跡を残していますね。

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そして石段、石段、石段、これは大変かもとこの時は思っていました。

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石が敷き詰められている道を滑らないように登ります。

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見晴らしのいいところで休憩。高速道路が遠くに見えます。

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さらに山道を進みます。担ぐのもちょっと辛くなってきました。

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すると、坂が突然緩やかに。

鈴鹿峠の頂上へ!

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あっという間に鈴鹿峠の頂上へ。階段が始まったところから少し辛かったですが、意外に拍子抜け。もう終わりかい!と思ってしまいました。

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鈴鹿峠の看板です。設定間違えてピンボケしました。思ったより森の中が暗くて。

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そしてこの辺りから下りがスタート。森を抜けそうですね。

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県境の道標。右が伊勢国、左が近江国。現在も三重県と滋賀県の境です。

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滋賀県側に入ると、視界が一気に開けて、茶畑が広がっていました。

万人講常夜燈

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滋賀県側に入って、いきなりデカイ灯篭が現れます。高さが5.5m、重さ38トンと言われる万人講常夜燈。四国の金比羅神社の灯籠らしく、往来の商人が明かりを灯したそうです。

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自転車を手前に置いてみました。デカさが伝わったでしょうか。こんな大きなものを、ここまで運んで積み上げたのがすごいです。

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巨大灯籠から降りていくと、下に国道1号線が見えてきました。そして看板に滋賀県、甲賀市の文字が。帰ってきました故郷の滋賀県。

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再び国道1号線と合流。ここからは草津宿までなだらかな下りが続きます。

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東海道はひたすら国道1号線と同じルートを進みます。

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山中の交差点ちょっと手前。この近くに山中城という伊勢から来る北畠軍の侵略を防いだお城があったんですが、ここはスルーします。

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炎上系の事故現場。怖いですね。

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山中の交差点でようやく反対車線に渡ります。旧東海道はこちらの側道を走ることが多いので。

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国道1号線の脇を走る旧東海道。左は国道側の緑地。右は田んぼです。

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山中西の交差点手前で旧東海道は右に分岐します。

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田園地帯を進んでいき、新名神高速道路の高架下をくぐります。

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高架の下に工事の記念碑がありました。昔、この上をバイクで旅したことがあります。つまらない山の中を走る高速ですが、これができてから速く移動できるようになりました。

山中一里塚

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国道1号線との合流に一里塚跡があります。ちょっとした公園になってますね。

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こちら大原道と東海道の道標です。

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説明文を見ようと思ったら、何書いてるかわかりませんでした。

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鈴鹿馬子唄の碑。鈴鹿峠越えを手伝う馬子たちの間で歌われていたそうです。「坂は照る照る 鈴鹿は曇る あいの土山 雨が降る」という歌詞が有名だそうです。
昔から「あいの土山」という土山のキャッチコピーが不思議だったんですが、ここからとったんですね。ただこの「あい」の意味は諸説あるみたいです。「愛」ではないです。

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おそらく馬子をイメージしたオブジェ。

国道1号線

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この一里塚付近で旧東海道は目の前の林に突入します。

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こちらが旧東海道なんですが・・・

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関係者以外立ち入り禁止です。地図を見るとすぐに合流するので、国道1号線を西へと進むことにしました。

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このあいの土山看板が見えたところで、国道1号線の北側へ旧東海道は分岐します。

旧東海道を進む

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猪鼻村というところのようです。おいしい猪鍋が食べられそうですね。道路がきれいに整備されています。

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村の中を進み、坂を登っていくと。

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再び国道1号線です。このあたりは村をさけて国道を通したところですね。

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そして国道1号線を進みます。この先で旧東海道は右に分岐するのでそのまま歩道を走ります。

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こちらの分岐を右へ。このあたりは旧東海道の舗装がきれいです。

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広がる田園地帯。田んぼに太陽光が反射して輝いています。

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道路脇に蟹坂古戦場という石碑が。

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伊勢の北畠勢の侵入をここで食い止めたようです。信長の野望で貴族の格好している人が攻めてきてたんですね。

浮世絵 土山宿

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土山宿の浮世絵は田村神社前にかかる橋を雨の中で渡る大名行列です。

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こんな感じの構図ですね。もう少し高いところからの視点ですから空でも飛ばない限りは無理です。

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そしてこちらが田村神社。坂上田村麻呂が祀られているそうです。おそらく鈴鹿の伝説とセットですね。

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橋を渡って神社の参道へ、そこを抜けると国道1号線と旧東海道がクロス。横断して国道の向こう側へ行きます。

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国道を渡ったところです。目の前にあるのが土山の道の駅。

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ここは道の駅の裏側にある公園。土山宿の記念碑があるんですが、ここはまだ土山宿ではありません。もう少し先です。

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こんな感じの田舎道を進みます。滋賀県に入ってから旧東海道の道がキレイ。

土山宿に到着

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来見川という小川を越えたところが、土山宿の江戸見附。途中に土山の一里塚跡があるはずなんですが発見できず。スルーしました。

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こちらが土山宿の本陣跡。

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こちらが本陣の説明書きです。

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問屋宅跡。東海道を挟んで北の村と南の村があって、その間をこの問屋さんが取りまとめていたそうです。

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ここも看板方式で宿場を再現。

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古い建物も残ってきてキレイな街並みです。鈴鹿峠の直前の宿場ですから、そこそこ栄えていたようです。

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宿場町を抜けると再び国道1号線と合流。次の水口宿へと向かいます。
意外にあっさり鈴鹿峠を越えてしまったので、かなり体力にも余裕があります。今日はどこまで行けるのか。
つづく


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