前日はほぼ休息日にして、伊勢神宮にお参りしてきました。そして本日、ブロンプトン東海道五十三次の旅10日目は、いよいよ鈴鹿峠越え。できればゴールの京都まで行ければと思っています。
ルート案内「6kmの緩やかな上り坂コース」
亀山宿と関宿の間は、約6kmのコースです。全体的にはこの先の鈴鹿峠に向かって上り坂なのですが、傾斜が緩やかなので普通に走れます。この日は亀山と関の間にあったホテルからスタートしたので、亀山からのルートは水色で追記しました。
見所は、なんと言っても関宿です。宿場町が丸ごと景観保護されているらしく、すごくキレイです。宿泊施設もあるそうなので、次は泊まってみたいなと思っています。
朝食の後、東海道へ
大好きなビジネスホテルグループ「カンデオホテル」は朝食がいいんですよね。健康朝食というカラダにいい素材を使った料理がいっぱい。たっぷり食べたあとは、大浴場でくつろいでしまいました。
そして前日のゴール、カンデオホテルを出発です。ここは亀山宿と次の関宿の中間地点。少し街道から離れているので、街道に戻ります。
ホテル周辺は田園が広がっています。夜中に走ってたら落ちてましたね。ヤバかった。
東海道と合流
そして東海道と合流です。左が鈴鹿川。この土手の道を西へと進みます。
鈴鹿川沿いにしばらく進んだあとに、支流の小野川沿いへ。そして国道1号線と合流し、小野川を渡ります。
橋を渡ったら、道の向こう側に関宿の看板が。
1号線から別れ、関宿の方へと東海道を進みます。
しばらく行くとコンクリートで作られた入り口のようなものが。
街道の脇に石碑と説明看板が立っていました。
仇討ちをしようと旅をしていた女性が、ここで出産して亡くなり、その子どもがここで育ち仇討ちをしたそうです。その逸話が残っているようですね。
街道沿いに昔懐かしい看板が。ライオン蚊取り線香って初めて聞きました。この地域では有名なんでしょうか。
それにしても、周りは歴史を感じる家が並び、道もキレイ。走っていて気持ちいい町並みです。
関宿に到着
少し進むと、もう関宿に到着です。ここが江戸方見附跡。道の色が変わりますのでわかりやすいですね。
関宿は戦災にも合わず、また古い建物も多く残っているため、宿場町がしっかりと保存されています。
こちらが本陣跡。そしてここが浮世絵のモデルです。
浮世絵 関宿
関宿の浮世絵はこの本陣から出発する大名行列を描いたものです。
現在の景色だとこんな感じでしょうか。なんとなく大名行列が見える気がします。
宿場町を少し観光
それにしても本当に街並みが美しいです。どこまで行っても宿場町という感じがします。
軒下には燕の巣がありました。子育ての真っ最中ですね。
格子がちょっとしたギャラリーに。
ブロンプトンを並べて撮影してみました。
銀行も両替屋みたいですね。
入って見る時間の余裕はなかったのですが、中を見学できるところもありました。
写真を撮っていると朝早かったからか住民のおばちゃんに声をかけられました。
条例なんかで景観保護が厳しく定められているらしく、車も道路上に置けないから不便らしいです。とはいえ、町を守るためだからね。観光にも来てもらえるし。とのことでした。
土産物屋さんかなと思ったらスーパーでした。
こちらが地元のおばちゃんおすすめのお宿。古いお家に泊まれるゲストハウスですね。外国人の方が多いそうです。
関宿は宿場町がそのまま保存されていて入口から出口まで長いです。宿場町を通り抜けて、写真のこの辺りが京方見附跡。
いい街だったのでゆっくりしたかったのですが、まだ今日の旅のプロローグ。次の宿場町へと旅立ちます。
つづく
“東海道五十三次day10-②関宿から坂下宿まで”
“東海道五十三次day9-③伊勢神宮参拝へ”
“東海道五十三次day10まとめ・距離・時間・ルート・予算”
“東海道五十三次の旅「日本橋から京都」全行程まとめ!”