ブロンプトンという折りたたみ自転車で山手線を一周したんですが、比較的楽しくサイクリングを楽しめました。今日はそのまとめとして、そしてこれから自転車で山手線一周に挑もうとする人にとって参考になる記事を書きたいと思います。詳しいコースなどは下記の過去記事をご覧ください。
“ブロンプトンで山手線一周/前半”
“ブロンプトンで山手線一周/後半”
目次
走行距離は53km、走行時間は9時間
はじめてブロンプトンで長距離を走ったので、少しゆっくりめのペースです。全体で53km走ってます。時間は9時間ですが途中でお買い物をしたり、写真を撮ったり、寄り道をしたりもしたので、ただ走るだけなら2/3くらいの時間で行けたなかなかと思っています。ロードバイクなら午前中だけで終わるかもしれません。
高度はちょっと無視しといてください。途中でアプリを入れたまま新宿高島屋さんを登ったりしたので・・・ただそこを差し引いたとしても、それなりにアップダウンがあるコースになります。
折り畳み自転車で平均時速6km
これももっと速く走れると思うのですが、次の旅が何日かに分かれるものでしたので、ペース配分ゆっくりめです。ただブロンプトンでの旅は、このくらいのペースがちょうどいいことがわかりました。適度に写真を撮って、食べたいもの食べて、そしてのんびりと風景を楽しめるからです。
山手線に沿う道はない
ぴったり山手線に寄り添う道はありません。よく外回り内回りとか言う人がいますが、そこへのこだわりは捨てて、できるだけ山手線に沿って走るっていう感覚で行く方がいいです。
実は外回りだけだと極端に線路と離れるところがあるからです。東京って大きな道がちゃんと整備されていると思われがちですが、意外にも一歩入ると普通の住宅街ですから細い路地も多いです。できるだけナビをみながら走ることをお勧めします。
意外にあるアップダウン
予想外だったのは、アップダウンです。よくよく考えると渋谷、青山、上野など、それなりにアップダウンを感じさせる土地の名前が多いですよね。自転車で走ってみてはじめて東京って平地だけじゃないんだって思いました。
特に注意が必要なのが、上野から目白までの山手線北側、そして代々木から目黒までの山手線南西側です。ここは高さこそ大したことないのですが、アップダウンがあるのでやや疲れます。休憩をとるなら池袋あたりか新宿あたりがいいのではと思います。
五反田から東京駅を経て上野までは、品川付近が高台になっているものの、ほぼ平地ですから楽勝です。ただ大きな道があってちょっと横断するのが怖いところがありました。そこは歩道橋を使って自転車を担いで渡ったので、軽い自転車で助かりました。
自転車はママチャリでも行ける
ブロンプトンは折り畳み自転車なのですが走行性能がそこそこあってしかも頑丈です。世界一周に行く人もいるくらいですからね。とはいえ山手線一週くらいならママチャリでも十分行けるなと感じました。ほとんどが舗装された道路ですから走りやすいし、自転車で走れるよう車道にラインが引かれているところも多いです。だた交通量はめっちゃ多いので自動車には十分気をつけてください。
重いバックパックは持つな
自販機もコンビニもいっぱいありますから、水分補給に困ることはありません。食事も食べるところがいっぱいありますから、特に準備は必要ありません。ただ今回は、今後に続く長距離旅行のためのテストだったため、それなりの荷物を積んで行きました。
実は背中にもバックパックを背負い水を4L入れてました。さすがにバックパックは自転車旅行ではやめといた方がいいです。どれだけクッション性のいいサドルでも、お尻が痛くなります。荷物は極力少なく、できるだけ自転車に載せられるようにした方がいいです。
テストコースには最適
山手線一周は、長距離走行を考えてテスト走行するには最適だったかなと思います。適度なアップダウンがあり、狭い路地あり、交通量の多いところもありと、様々な状況を体験できるからです。実は、この後に東京湾一周、そして東海道53次に挑んだんですが、かなり多くの経験値を貯めることができました。みなさんも自転車を買ったら最初の走りは山手線一周に挑戦してみてはいかがでしょうか。