白須賀宿を出るときは20時前になっていたブロンプトン東海道五十三次の旅。翌日のスケジュールも考えると吉田宿までは行っておきたいので、少々疲れはありますが先へと進みました。
目次
ルート案内「6kmのショートコース」
白須賀宿と二川宿の間は約6kmのショートコースです。多少のアップダウンはありますが路面状態もよくて快適に走れます。ただ夜は真っ暗な上に大きなトラックが真横を走るので怖かったです。見所は白須賀宿。古い建物が残っていて、宿場町の雰囲気を味わうことができます。次は明るい時間に行きたいです。
白須賀宿を出発
宿場を出ると、県道173号線に出ますが、すぐに右の側道へ。
そしてすぐに県道173号線に合流します。このタイプの側道は新道を作る時に旧東海道を避けた道ですね。こういう道をトレースすると時間がかかるので、飛ばしで進むことをオススメします。
愛知県に突入!
そのまま進むと境川という川が流れています。その名の通り遠江と三河の国境で現在も愛知県との県境。いよいよ長かった静岡県ともお別れです。川は真っ暗で映りませんでしたw
境川から少し進んだところで久々に国道1号線と合流します。それにしても道が暗いです。
一里山の一里塚
頭痛が痛い的な名前ですが、ここが一里山の一里塚跡です。1号線の反対車線のため近づけませんでした。祠みたいなものが建ってますね。
国道1号線と言えども、このあたりは暗いです。道路沿いのお家を撮影してみましたが、ナイトモードでこんな感じです。
こちらはGoproの映像切り出しです。車のヘッドライトがないと、古いGoproの映像には何も映りません。
自転車のリアに点滅するLEDをつけているので轢かれることはないと思うんですが、暗闇の中、大きなトラックも通る道を走るのは怖いです。
三ツ坂という信号です。
ここがだいたい白須賀宿と二川宿の中間地点。坂という名前がついてるだけあって、緩やかなアップダウンがあります。ただ白須賀宿から二川宿までの行程は、全体的に坂を下っていくイメージでした。
三弥町という交差点です。このあたりまでくると、だいぶん明るくなりました。町に近づいている予感がします。
二川の町に近づく
謎のオブジェがライトップされていると思ったら風力発電機でした。
ここはシンフォニアテクノロジーという会社で、HPを見ると宇宙開発から社会インフラまで幅広いモノづくりで社会を支えている会社のようです。
風力発電機のデモンストレーションというよりは、この機器も取り入れた小規模のスマートグリッド(次世代送電網)を提案しているようです。こんな会社もあるんですね。
シンフォニアテクノロジーの工場脇に二川宿への案内看板がありました。
看板の矢印の先には、東海道新幹線の高架が。ここを潜って進みます。
高架の向こう側は、また暗い道の予感が・・・街灯がたくさんあるといいんですが。
梅田川という川を渡ります。
さらにJR東海道本線の遮断機を横断。北西の方角へと進みます。
二川の一里塚
住宅街を進んでいると、道の脇に石碑を発見。
これが二川の一里塚跡です。こんな夜遅い時間に見ると、一里塚の石碑が文化のお墓に見えますね。もう少し進むと二川宿です。
二川宿に到着
ここが二川宿の江戸見附跡です。緩やかですが、ここもクランク状に道が曲がっていますね。
現在の二川宿は、本陣、旅籠、商家の3つが現存している貴重な宿場町だそうです。ちなみに右の建物が江戸時代から続く商家「駒屋」さん。
商家「駒屋」
こちらが駒屋さんです。現在は観光用に整備されて中を見学できるそうなのですが、この時間は閉まっています。
駒屋さん横の路地がいい雰囲気だったので写真を一枚。奥に何かありそうだったので少し路地に入ってみました。
駒屋さん裏には、大きな門が。
門のところから撮影できたので、少し中の様子を撮影してみました。
蔵もありかなり大きな商家だった様子。次に来るときは中を見学したいなと思いました。
旅籠「清明屋」
こちらの建物が現存する旅籠・清明屋さん。昼間は一般公開されているらしいのですが、この時間だと閉まっていました。残念。
本陣跡
旅籠・清明屋さんの横が本陣。ここも建物がしっかり残っていて現在は資料館になっているそうです。門構えがしっかりしていますね。ただここもこの時間は見学できず。
宿場内を進む
この宿場街も、看板方式で昔の宿場町を再現しています。
道を進んでいると道の脇に灯篭と高札場の石碑が。
地図で確認すると、この灯篭と石碑の場所が、二川宿の京方見附でした。これは少しも戻って撮影した写真です
ここで時計を見ると時刻は21時に。次が本日のゴールと定めた吉田宿!疲れたカラダにムチを打って、先へと進みます。
つづく
“東海道五十三次day6-⑧二川宿から吉田宿まで”
“東海道五十三次day6-⑥新居宿から白須賀宿まで”
“東海道五十三次day6まとめ・距離・時間・ルート・予算”
“東海道五十三次の旅「日本橋から京都」全行程まとめ!”