ブロンプトンで東海道五十三次の旅五日目。藤枝宿の直前でご飯を食べたので、エネルギー充填完了。次の島田宿へ向けてスピードアップしていきます。
ルート案内「9kmの平坦なコース」
藤枝宿から島田宿の間は、9kmほどありますが平坦で走りやすいコースです。岡部宿からずっとそうですが、街道に松並木があることが多く、旧街道の雰囲気を醸し出しています。見所は、このルート上には特にありません。何かあったら教えてください。
藤枝宿を出発
藤枝宿を出るとすぐに出会うのが瀬戸川です。昔、ここに橋が架けられたことがあったそうですが、人足たちが稼ぎが減ると言って橋を無くさせたとか。労働運動ってすごいですね。
志太一里塚
瀬戸川を渡った向こう岸にあるのが志太一里塚の跡です。
一里塚跡の拡大はこんな感じですね。常夜灯のようなものもあります。
この辺りは平地なので、スピードをあげて進んでいると、青木という交差点に。ここは5差路になっていて、旧東海道は正面の道です。
この辺りも松並木が続く旧街道らしい道です。しかも平地。快適に飛ばしていきます。
携帯食、染飯を売っていたところ
この辺りは瀬戸というところらしく、江戸時代は染飯というクチナシで色付けした携帯食を売っていたそうです。どうも幕末にはなくなっていたそうですが、伝承館が近くにあるようです。時間がないため、ここもすっ飛ばしていきます。
県道381号線と合流
ここで県道381号線と再び合流。この先、島田まではこの道のを中心に進みます。ここまで快速で進みすぎて、ひとつ一里塚跡があったんですがすっ飛ばしてしまいましたw
旧街道は歩道橋の右手奥の道です。道路を渡って進みます。
しばらく進むと再び県道381と合流です。
県道はまっすぐなのに、微妙に曲がった側道が。こちらが旧街道です。まあ道を作るときにいろいろあったんでしょうね。
ここで県道381とはお別れ。左の分岐道に進みます。そこそこの距離を進んだんですが、平地でかなりのスピードで進むことができたため、写真の量が少ないです。
島田宿に到着
先ほどの分岐から程なく島田宿に到着。この辺りが島田宿の京方見附です。
立て札風の島田宿の説明書きを発見。コンクリートの台の上にのってるのがシュールですね。
島田一里塚
ここの一里塚跡は宿場内にありました。道を挟んだ向こう側ですね。
拡大してみると石碑がひとつ立ってます。
島田の街を進む
島田顕彰碑って書かれています。島田は刀剣の生産で有名だったらしく、それを記念して作られたモニュメントだそうです。
その横にあるのが、島田宿のでっかい案内図です。宿場自体の長さは短いんですが、どうも大きな街の真ん中に街道が通っていたようです。大井川を渡る直前の宿場のため、繁盛していたんでしょうね。
この付近が本陣跡です。いまは街の中心地のようでした。
宿場の雰囲気と街並みを少し再現したような通りです。
愛するあなたへの悪口コンテストが開かれていました。なかなか斬新な企画ですね。
サラリーマン川柳並みにパンチが効いた悪口ですwこの街が少し心配になってきました。
謎の島田のキャラクターwちょくちょく見たんですが、名前がわかりません。
静岡銀行のある場所に石碑がありました。塚本如舟の邸宅跡とのこと。如舟は地元の名家でもあり俳人でもあったらしく、松尾芭蕉がここに宿泊して歌を詠んだそうです。今、僕は芭蕉も歩んだ道を進んでいると思いました。
そしてこの辺りが京方の見附跡です。次はいよいよ東海道の難所、大井川越え、そして金谷宿へ。
つづく
“東海道五十三次day5-⑤島田宿から金谷宿まで”
“東海道五十三次day5-③岡部宿から藤枝宿まで”
“東海道五十三次day5まとめ・距離・時間・ルート・予算”
“東海道五十三次の旅「日本橋から京都」全行程まとめ!”