前日の箱根越えの疲れもあったとは思うのですが、ほぼ道が平地ということもあり、快速に進める旅になりました。ただ箱根を越えたら楽だよって聞いてた話は嘘でした。峠と名のつくところはかなり厳しかったです。ということで、ブロンプトン東海道五十三次の旅、4日目をまとめたいと思います。
※詳しい東海道のルートや各宿場の情報は、記事末のリンクをご覧ください。
走行距離80km 走行時間11時間
実は三島から出発したんですが沼津まで走行計測のアプリを押すのを忘れていまして、ひと宿場分、計測できてませんw
ざっくり7kmくらいですので、全体として走行距離は80km、走行時間は11時間ほどですね。さすがに4日目ということもあり、慣れてきたんだと思います。
ルート紹介 三島宿〜府中宿 8つの宿場を制覇
前日は険しい山越えだったためほとんど進めていないのですが、今日は8つの宿場を制覇しています。
全体としては西に進んでいるとは思いますが、やたらと南北への移動が多かったです。それは駿河湾の形に沿っているからとも言えるのですが、吉原宿などは高潮などで宿場を破壊されるたびに内陸へと移動していたという理由もあります。
行ってみないとわからない街道の歴史というものを感じました。
蒲原宿の手前と薩埵峠に注意
街道はほぼ平地です。昔は富士川などの大きな川が障害になっていたと思いますが、現在は橋があるので障害にはなりません。ただ大きな橋は自動車も集中するので、歩道を進んだ方がいいです。
自転車は車道の端を走るルールが決められた時だったので、車道の端を走りましたけど、正直そっちの方が危険です。一応やも得ない場合は歩道の端を走るというルールもあるので、あまり頭固く考えずに柔軟に行ったほうがいいです。
高低差で注意すべきところはふたつあります。ひとつは、富士川を越えたあたりから蒲原宿までの道のり。傾斜はそこまでではないのですが山の中の集落を走っていき、ほぼ人ひとりしか通れない細いトンネルもあります。
もうひとつは薩埵峠。かなりの急坂ですから登るのも大変。また下りも注意が必要です。ガードレールがないところもありますので、失敗すると崖の下へ真っ逆さまです。また舗装されていない道もあるため、そこを迂回するか、自転車を担いで登るかはご判断ください。僕は迂回しましたが舗装されてないのは短い区間なので担いで行く方が速く進めたのかなと思いました。
グルメなど
かなり名産品もあるし、海の幸が美味しい定食屋さんなどもあるのですが、走行ルートと時間がことごとく合わなかったんですよね。吉原のB級グルメ「つけナポリンタン」はめっちゃ美味い!ってことはありませんが、珍しい食べ物ただったので、一度食べてみてもいいと思います。
ブロンプトンの自転車旅行はスピードを出さないのんびり旅はできるのですが、美味しいものを食べるタイミングが掴めないんですよね。
見どころ
実は今回見られなかったのですが、由比宿の広重美術館はいいみたいです。外国人の方がたくさん来ていたし、途中で出会った親子もすごくよかったと言っていました。
個人的には薩埵峠から見える富士山が美しかったです。ちょっと霞がかかってましたが、お天気がいいと広重の浮世絵そのままの世界が見られると思います。
予算は約5000円
昼ごはんはつけナポリタン1,000円ほど、夕食もラーメンと餃子なので1,000円ほど。宿泊はシャワー付きのネットカフェで2,500円。あとは飲みの代で500円ほどです。
まとめ
山道も過酷ですが、平地が多いと速度が上がりが距離を稼げるんですが疲れます。
今回の旅は京都まで行くというのが目的なので、宿場は通過点なのですが、もう少しゆっくり走る旅でもよかったのかなと思いました。各宿場、それぞれに魅力的なところがありますからね。
東海道五十三次dayy5もお楽しみに。
つづく
“東海道五十三次day4-①三島宿から沼津宿まで”
“東海道五十三次day4-②沼津宿から原宿まで”
“東海道五十三次day4-③原宿から吉原宿まで”
“東海道五十三次day4-④吉原宿から菅原宿まで”
“東海道五十三次day4-⑤蒲原宿から由比宿まで”
“東海道五十三次day4-⑥由比宿から興津宿まで”
“東海道五十三次day4-⑦興津宿から江尻宿まで”
“東海道五十三次day4-⑧江尻宿から府中宿まで”