保土ヶ谷宿を出発して戸塚宿まで辿り着いたブロンプトン東海道五十三次の旅day2。戸塚宿ではほとんど観光をせず、本日の最終ゴール・小田原宿を目指して次の藤沢宿へと急ぎます。
目次
ルート案内「8kmのアップダウンがあるコース」
戸塚宿から藤沢宿までは国道1号線に沿って走るアップダウンのあるコースです。
戸塚宿を出ると大坂という傾斜が緩くて長い坂を登ります。そこからはずっと下り坂なのですが旧街道はアップダウンがあります。藤沢直前で国道1号線と分岐。最後に小さな丘を越えるとゴールです。山に挑戦したいけどアップダウンが心配という方におすすめのコースです。
土地名が「大坂」ということは・・・
戸塚宿を出ると大坂下という交差点に出てきます。こういう名前の場所は・・・
やはり上り坂ですね。ここを登っていきます。
傾斜としては緩やかなので、ブロンプトンでも十分登れます。
大坂上という交差点に来ました。上ということは頂上かなと思ったんですが、もう少し登りが続きます。
この辺りが頂上ですね。ここで戸塚宿の直前にある不動坂で別れた国道1号線の新道と合流し、藤沢まで一気に降っていきます。
国道1号線やその脇にある側道を走るのですが、路面状態もよく、快調に進むことができます。
下り坂はまだまだ続きます。ちょっと大きめのトラックも通る道なので、注意しながら進みます。
原宿一里塚跡
道の途中に原宿一里塚跡がありました。先を急ぐので写真を撮っただけですが・・・
さらに藤沢まで下り坂が続く
傾斜もまだありますが、徐々に住宅街に入っていきます。
原宿というところです。若者の街ではない、普通の住宅街に。
そして国道1号線は整備の行き届いた幹線道路になります。この道をそのまままっすぐ進みます。
こういう分岐した道に入ると旧道はアップダウンがありますので、ひとつひとつ乗り越えます。
分岐のポイントが分かりづらいのですが、東海道は国道1号線と分岐して県道30号線に入ります。下り坂も緩やかになり、ほぼ平地に。
このあたりで下り坂は終了。最後に目の前にある小さな丘を越えれば、目的地の藤沢宿です。
藤沢宿に到着
藤沢の入り口、藤沢橋です。ここを渡ると藤沢の街に。
橋を渡ったところにあるのが、江ノ島弁財天への道を案内する道標です。
どうも古い道標らしいのですが、移築してこちらに持ってきたものらしく、藤沢市内にあるもののひとつだそうです。
さっきの道標の横に、大きな藤沢宿の案内看板が立っています。観光するには一度ここに来るのがいいですね。
さらにその横にも藤沢宿の案内看板が。宿場で街を盛り上げようという意気込みが伝わります。
浮世絵 藤沢宿
藤沢宿の浮世絵は、橋を中心に江ノ島弁財天の鳥居があって、奥に遊行寺が見えるという構図です。
ここが浮世絵のモデルになった橋。奥の緑地がお寺です。ちょっと絵とは違いますね。
こういう宿場の交流会館もありました。宿場観光にかなり力を入れています。
交流会館の横にも立て看板が。地図付きで現在地を表示しています。
そして藤沢の宿場町を進みますが、面影はほとんどありません。
いい感じの古そうな家屋を発見しましたが、江戸期からの建物ではなさそうです。
本陣跡地の近くにラーメン屋発見!
本陣跡を探していると、近くにラーメン屋さんを発見。OKAWARIというお店です。時間を見るとちょうどお昼時。美味そうなのでここで昼飯にしました。
スープは鶏白湯。チャーシューは炙ってあり、見た目からも食欲をそそります。そしてめっちゃ美味かったんですよ。こってりとしたスープも味わい深かったです。
そして一緒に頼んだチャーシュー丼。マヨが効いていて、チャーシューとの相性もバッチリ。宿場の旅っぽくない昼食ですが、当たりのお店でした。
この辺りが本陣跡
この辺りが本陣跡なんですが、特に何にもありませんでした。見つけられなかっただけかもしれませんが・・・
藤沢宿でうまいラーメンを堪能したので大満足!小田原まで行くエネルギー充填完了です!次は平塚宿だ!
つづく
“東海道五十三次day2-③藤沢宿から平塚宿まで”
“東海道五十三次day2-①保土ヶ谷宿から戸塚宿まで”
“東海道五十三次day2まとめ・距離・時間・ルート・予算”
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