亀山宿の外れにあるホテルを出発して、鈴鹿を越え、近江の国に突入した東海道五十三次の旅day10。前日しっかり休養したので、かなり快調に進むことができました。それでは10日目のまとめです。
※詳しい東海道のルートや各宿場の情報は、記事末のリンクをご覧ください。
80km 10時間
走行距離はほぼ80km。時間は10時間。平均速度も8km/hというかなりの快速走行ができました。この理由は簡単で、鈴鹿峠を過ぎてからは、少々のアップダウンもあるんですが、草津宿までずっと下り坂。さらに路面状態の良い道が多かったため、かなりスピードにのって移動ができました。前日休息していたのも効いていると思います。休むって大切ですね。
7宿場制覇
関宿から大津宿まで7宿場を制覇しました。宿場間の距離がそこそこ離れているところが多いので数は少ないですが、走行距離は80kmもあり、かなり走ったなという印象があります。
ホテルを出発したあと最初に出会うのが関宿。ここは宿場町の保存が東海道一だと思います。住人の方によるとかなり景観保存に厳しく、ちょっと不便だけどねとのことでした。これからも残してほしいなと思う街並みです。
次に坂下宿をクリアし、鈴鹿峠へ。箱根は旧道を行かなかったんですが、鈴鹿峠は旧道を選択。途中で階段や山道もあるんですが、距離がそこまでないので、軽いチャリをお持ちの方は担いで行けば大丈夫です。国道1号線だと、かなり迂回する必要がありますので。
峠を過ぎると、あとは多少のアップダウンがあるもののずっと降っていくだけです。
土山宿から水口宿までの旧街道はかなりキレイな舗装がされていて、街道を進んでるという雰囲気が味わえます。
そして草津宿で中山道と合流。ここからは多少のアップダウンがあるものの、基本は平地を進みます。
大津宿の手前、膳所城の城下街は、昔ながらのクランクした道が続きます。見通しが悪いので、事故にはお気をつけください。
そして大津宿の本陣前でゴールしました。
鈴鹿峠だけ注意
今回の行程で最も注意すべき場所は前半の鈴鹿峠です。亀山からそれなりに登るのですが、道が舗装されているので、自転車でも大丈夫です。また鈴鹿峠の最後は、山道になるんですが、国道1号線を迂回して進むよりも圧倒的に山道を進んだ方が速いです。自転車が軽く、担いで歩ける人はこちらがお勧めです。
見どころ グルメ
見どころとしては宿場町の関宿が一番美しかったんですが、滋賀県に入ってからは巨大な常夜燈がいくつも現れます。この地域の特徴ですので、非常に面白かったです。
ただ一里塚は、ひとつも残っていません。まあ関西らしく、新しい時代に合わせてとっと潰したんでしょうね。近江商人らしいともいえます。
今回は草津でうばかもちを食べました。浮世絵にお店が描かれているほど有名なので、草津にお越しの際はぜひ。
予算 1,000円
飲食代1,000円のみ
今回は実家に宿泊したので宿泊代がかかっていません。またジュースとうばかもち1個、昼ごはんも食べなかったので、この安さになりました。よくよく考えるとご飯で時間を取られなかったのも、速く進めた原因かもしれません。
まとめ
この日のうちに京都でゴールするのも可能でしたが、途中で母と出会うハプニングもあり、大津で旅を終えることにしました。
実家に宿泊して、明日はいよいよ東海道五十三次のゴール、京師・三条へと向かいます。
つづく
“東海道五十三次day10-①亀山宿から関宿まで”
“東海道五十三次day10-②関宿から坂下宿まで”
“東海道五十三次day10-③坂下宿から鈴鹿峠、土山宿まで”
“東海道五十三次day10-④土山宿から水口宿まで”
“東海道五十三次day10-⑤水口宿から石部宿まで”
“東海道五十三次day10-⑥石部宿から草津宿まで”
“東海道五十三次day10-⑦草津宿から大津宿まで”