神奈川宿で折り畳み自転車ブロンプトンの旅1日目は終わる予定だったのですが、夕暮れまでもう少し時間があったので、次の保土ケ谷宿まで行ってみることにしました。
ルート案内「5kmの平坦なコース」
神奈川宿から保土ヶ谷宿は、最初に神奈川宿の高台から降りる以外はフラットなルートです。5kmと短いので、すぐに到着します。宿場内は長い商店街になっている箇所があり、自転車を降りて歩くことになります。軽くお買い物しながら走れると楽しいルートですよ。
神奈川宿の高台から降りて再び平地に
神奈川宿の高台から降りると、横浜市主要地方道83号という大きな道と合流します。けれど、少し進むとすぐに旧街道の細い道へと分岐します。実は日が暮れそうだったので、急いでいたというのもありますが、神奈川宿と保土ケ谷宿の間は写真が少ないです。
保土ヶ谷宿に到着
旧街道を進むとすぐに商店街のアーチが現れます。急いでGPSと地図を確認すると、この先が保土ケ谷宿の江戸見附跡。神奈川宿からあっという間に着いたので、驚きました。
保土ケ谷宿は賑やかな商店街に
ここの商店街は、かなり活気のある商店街でした。
いまのご時世、こんな商店街が残っているのは珍しいですよね。今度、買い物に来たいなと思ってしまいました。
買い物で混雑する商店街を抜けて、帷子川を渡ります。もうだいぶん日が落ちて来ましたね。
そして相鉄・天王町駅の高架をくぐって向こう側に出ます。
浮世絵 保土ケ谷 新町橋
駅を抜けるとちょっとした公園がありました。ここが浮世絵のモデルになった新町橋(帷子橋)があったところです。
実際の浮世絵がこれです。橋を渡る籠と編笠の人々が目指す先に宿場町が見えていますね。
今は橋はないのですが、代わりに橋風にデザインされた路面があります。この路面を見ながら浮世絵の風景を少し想像してください。
解説板によると、先ほど夕暮れの写真を撮影した帷子川は付け替えられた川。昔はこの公園の真ん中を流れていたそうです。
ここの公園では保土ケ谷宿のマップが見られます。ここで終わってもよかったのですが、明日、進む道を確認しようと思い、少しだけ先へ進みました。
公園を抜けると少し大きめの道と合流。このまままっすぐ進みます。
そして大きな道は左に曲がり保土ヶ谷駅に向かいますが、旧東海道はそのまままっすぐ正面の細い道を直進です。
実は本陣跡を撮りたかったのですが、忘れてしまい、代わりに撮っていたのが助郷会所跡です。自販機のゴミ捨て場ですが。助郷というのは東海道を維持するために、人足になったり馬を出したりする労役です。そんな助郷さんが集まっていた場所でした。
日も暮れてきたので、ここで第1日目の旅は終了。今日は早めに宿探しをします。
宿が横浜にしかない!
東海道は宿泊する場所がいっぱいあります。ネットカフェやホテルなど値段によって色々選択できるのですが、やはり大きな街を終点にしておかないと宿がない!ということが起こります。
保土ヶ谷ではいいところがなく、値段と初日のケアも兼ねて、横浜の新しいカプセルホテルに宿泊しました。ちなみに保土ケ谷から横浜までは新しい道で帰ったのですが、ずっと平地を走ったのですごく楽でした。旧街道を基本走る予定なので、この先、大変なことがいっぱい起こりそうです。
関東地域はどこもホテル不足。そこで最近、格安で泊まれて、めっちゃキレイなカプセルホテルが増えています。大浴場もついているし非常に快適でした。写真は、ベットの上でその日に撮影した動画や写真を整理しているところです。
この日はいい感じに疲れたのでぐっすり眠ることができました。やっぱり運動をちゃんとして眠るって大切ですね。
day2につづく
“東海道五十三次day2-①保土ヶ谷宿から戸塚宿まで”
“東海道五十三次day1-④川崎宿から神奈川宿まで”
“東海道五十三次day1まとめ・距離・時間・ルート・予算”
“東海道五十三次の旅「日本橋から京都」全行程まとめ!”