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使用歴5年!ジェットボイルのメリット&おすすめ商品!

山登りや釣り、水遊びなどのアウトドアでちょっと暖かい飲み物やカップラーメンを食べたいなと思う時、ありますよね。そんな時に大活躍するのがジェットボイルです。
現在はあまりキャンプをしないのでバーナーの類はほとんど持っていないのですが、ちょっとしたポタリングやアウトドアの活動に持っていって使えるので重宝しています。
5年ほど浮気せずに使ってきましたので、今回はジェットボイルのメリットや使い方、おすすめ商品をご紹介したいと思います。

ジェットボイルのメリット!

5年ほど、月に1〜2回くらいの頻度で使ってきたジェットボイル。まずは使って感じたメリットをご紹介したいと思います。

高速で湯沸かしできる「エネルギー効率」

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ジェットボイルの1番の魅力は少ないガスで湯沸かしを高速でできるというところです。公式サイトの説明だと、一般的なバーナーと比べて約1/2くらいのガス消費量だそうです。
その秘密はフラックスラインというクッカーに蛇腹状に配置された吸熱フィン。この部分が熱をしっかりの吸熱して湯沸かしの効率を上げてくれます。

すべての部品を本体内に「コンパクト収納」

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2つ目のポイントはガス缶からバーナヘッドなど全ての機材をクッカー内に収納できることです。部品をなくしたりしないし、バッグへの収納もとてもコンパクトに。
ちょっとしたアウトドアの時に入れておくだけで、いつでも暖かい飲み物が楽しめますよ。

簡単な料理もできる「高い汎用性」

個人的には紅茶やコーヒーを飲む時に使っているのですが、簡単な料理もできます。何度かパスタを茹でたり、湯煎で食べられるレトルト食品を温めたことがあります。
ただ料理をするとクッカー内に部品を収納すると機に汚れたりするので、基本は湯沸かしプラスアルファで使う方がいいと思います。

「点火装置付き」

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僕が持っているマイクロモは、点火装置が付いていますのでファイヤースターターなどを忘れても安心です。
「付属の点火装置だと火がつきにくい」という噂をよく聞くのですが、あんまりつかなかった経験がないので個体差があるのかなと思いました。僕は普通に使えてます。

五徳も使用できる

標準で五徳も付いているので、別の鍋なども使えますが、正直、そこまで火力が強いわけではないので、エネルギー効率が良くないです。フリックスラインのついた1.5Lの鍋などが売っていますので、そちらを使った方がいいです。

ジェットボイルの注意点

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ジェットボイルを買っても使わない人が多く、批判する人もいると思うのですが、そういうタイプの人はジェットボイルの特性と自分のニーズがあっていない場合が多いです。
自分は何に使うのか考えてから購入した方がいいと思います。

いろんな料理に使おうとする

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五徳も付いてるし、これだけでいろんな料理ができるんでしょと思わない方がいいです。やはり湯沸かし専門プラスαのバーナーだし、火力がめちゃくちゃ強いわけでもありません。フ
リックスラインのついたクッカーがあってこそ活かせるモノなので、そこは要注意でしょう。

片付ける前に中を乾かす

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片付ける前に中を乾かしておいた方がいいです。
茹で料理などで使った場合は、キレイに拭く、湯沸かしの場合は余ったお湯は捨てて余熱で乾燥させるなどしておくと、収納の時にベタついたり、次に使用する時に錆び付いたりするのを防げます。

クッカーとバーナーの接続を何回かやっておく

使い始めはクッカーとバーナの固定が強くて、湯沸かし後になかなか切り離せない時があります。使用する前にクッカーをつけたり外したりして緩くしておいた方がいいかなと個人的には思います。

ガスをしっかり出して点火する

火がつきにくいと言ってる人の原因はこれじゃないなと思っています。もしつきにくいなと思った時は、ガスをもう少し多めに出してみてください。ただ低温や標高が高い場所では他のバーナー同様につきにくい場合もあるので、その辺りは注意が必要です。

おすすめのジェットボイルをご紹介

ここからはジェットボイル製品の特長とおすすめポイントをご紹介していきます。

高所や低温でも急速沸騰「マイクロモ」

これが僕がいま持っているジェットボイルです。
低温環境や長時間使用でボンベ内の圧力が低下したときでも安定した火力を実現する「サーモレギュレーター」を搭載。ガスバーナーの苦手とする環境でも利用できるようになっています。しかもとろ火など火加減調整もできるので、少し煮込む料理や湯煎するときなどに火加減調整ができて便利。一人旅のお供にはぴったりのジェットボイルです。
使っていて不満はないので、個人的にはいちばんおすすめです。


ジェットボイル最安の「ジップ」

湯沸かしに特化して必要最小限の機能に絞ったのが、ジップです。
点火装置もないので点火にはライタやファイヤースターターなどが必要ですが、その分、価格が安いです。便利な機能なしでもいいよ、という人に向けた商品です。


最軽量わずか約200g「スタッシュ」

2021年に日本でも発売された最新のジェットボイルがスタッシュです。
ジェットボイル史上最軽量の200gで五徳の上に載せるフリクスリング構造なので、クッカーの取り外しが簡単です。またクッカーの高さが抑えられ横幅が増えたことで、調理などもしやすいと思います。
五徳の上に置くタイプなので別のクッカーも使用できますが、火力はそこそこだと思いますので、使い方はよく考えた方がいいかなと思います。火力の調整はできますが、点火装置はありません。


調理用として作られた「ミニモ」

広口で浅型のクッカーで、操作性に優れたハンドルを装備した調理用のジェットボイルがミニモです。
通常使うのなら最新のスタッシュの方が使い勝手がいいと思うのですが、もし寒冷地などに行く場合はサーモレギュレーターが付いているミニモがいいかもしれません。火力も調整でき、とろ火での調理も可能です。
クッカー内にガス缶等を入れられるのですが、他のジェットボイルのようにキレイに収納できないので、そこがちょっと課題でした。これを受けて、上記のスタッシュではかなり収納性が改善されています。


最速の沸騰スピード「フラッシュ」

約100秒で沸騰する高火力を持つのがフラッシュです。
火力に能力を全フリしたタイプなので、スーパー湯沸かし器という感じでしょうか。ガスの消費量も増えているので、効率よりも火力という人はこちらの方がいいと思います。
ただジェットボイルにここまでの性能を求めるなら、違うバーナーでもいい気がするので僕は買いませんでした。


1.8Lの大容量!大人数で使える「SUMO」

ジェットボイルで最も大容量のお湯が沸かせるSUMOです。複数人でのアウトドアで大活躍するタイプで、誰かひとりが持っていると非常に重宝すると思います。
サーモレギュレーター付きで高地や寒冷地での使用も可能ですから、山登りにみんなで行く時などには便利だと思います。


【別売】1.5Lクッキングポット

ジェットボイルで大容量クッキングするなら、この鍋がいいです。普通のクッカーだと熱効率がそんなに良くないので、フリックスリングのついたこちらがおすすめです。
使用する際は付属の五徳を使います。インスタントラーメン用に一つ買いたいと思っているのですが、クッカーにしてはいいお値段するのでなかなか手を出せていませんが、いつかは買いたいと思っています。
(クッカーのみで、バーナーは付属しません。)


使用用途を考えれば、あらゆる効率が上がる

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僕自身は基本は①湯沸かし、②たまに調理、③コンパクトにキレイに収納できる、この3点に絞って選んだので、かなり満足度が高いです。キャンプはほとんどせず、アウトドアでのちょこっと利用がメインなので他のクッカーは使わなくなりました。
必要な人にはこれほど重宝する道具はありませんので、ぜひ一度使ってみてください。

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