今日も寝坊からスタートしたブロンプトン東海道五十三次の旅7日目。御油宿を出た時点で12時を回っていたので、やはり連日の疲れが溜まっていますね。とはいえ、次の宿場を目指して自転車を漕ぎ出しました。
ルート案内「1.7kmの超ショートコース」
赤坂宿から御油宿の間は、東海道でも最短区間、約1.7kmのショートコースです。一瞬で到着するので、びっくりしますよ。
全体的には緩やかな上り坂を進むんですが、道の両サイドが松並木になっているため道が少し狭く、観光地のため交通量がそこそこあります。
見所は、やはり松並木。保存状態もよく、生活の中に根付いた松並木なので走っていて気持ち良かったです。あと赤坂宿は現在も営業中の旅籠屋さんがあったりもするので、次に行くときは宿泊したいなと思っています。
御油の松並木公園
「御油や赤坂、吉田がなけりゃ、なんのよしみで江戸通い」と言われた繁栄が見る影もなくなった御油宿を抜けるといきなり松並木が現れます。
それなりに有名な松並木らしく、1944年に国の天然記念物に指定されていました。
戦前、多く松林が東海道に残っていたんですが、戦時中に油をとるために伐採されたところが多くあります。ここは戦時中とはいえ、天然記念物に指定されたこともあって伐採を免れたんですね。
ここの松並木はめちゃくちゃ長くて600mほどあるそうです。しかも交通量も多い。自転車で通行する際、周りの景色に見惚れていると危ないです。
松並木を抜けると赤坂の集落が見えてきました。ここから少し進んだところが赤坂宿です。今までの宿場間で最短距離!近すぎます。
赤坂宿に到着
この辺りが赤坂宿の江戸見附です。左にある神社が目印。
最初に見えてくるのが、古い門だけ残る駐車場。こちらが本陣跡です。
本陣に関する説明書きがありました。
街の真ん中くらいに、ちょっとした広場が道を挟んで両側にあります。片方には昔の宿場地図があります。
道を挟んだ向こう側には休憩スペースと、現在の観光案内地図があります。この旅で見慣れたよくある宿場の休憩スペースですね。
浮世絵 赤坂宿
赤坂の浮世絵は清洲屋さんという旅籠の中庭。真ん中で描かれているソテツは別の場所に植え替えられて、現在でも元気なようです。
現在の風景はこちら。尾崎屋さんという看板が出ているところに、昔は宿があったそうです。
今も宿泊できる旅籠「大橋屋」
こちらは江戸時代から続いてる旅籠の大橋屋さん。現在でも宿泊できる旅籠として有名だそうです。
大橋屋さんの説明書きがあったんですが、読めませんw
宿場内を進む
宿場内の街道を撮影。古い郵便ポストがいい味を出しています。
少し進んだこの辺りが赤坂宿の京方見附跡。左手の建物が休憩所の「よらまいかん」というところです。
最後に一枚記念撮影。
御油宿はほとんどなにもなかったですが、こちら赤坂宿はかつて繁栄したと言われていた面影を感じることができました。
ここで時計を見るともう12時50分。急いで次の宿場へと向かいます。
つづく
“東海道五十三次day7-③赤坂宿から藤川宿まで”
“東海道五十三次day7-①吉田宿から御油宿まで”
“東海道五十三次day7まとめ・距離・時間・ルート・予算”
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