東海道五十三次の旅day5もいよいよ終盤。日坂宿から掛川宿まで一気に駆け抜けます。陽も落ちて、あたりも暗くなり始めました。なんとか掛川にたどり着くために全速で進みます。
ルート案内「7kmの緩やかな下り坂コース」
日坂宿から掛川宿の間は、緩やかな坂道を降っていくコースです。県道415号線を中心に左の脇道に入ることが多く、脇道に一里塚跡などの史跡が多いため、この区間は東海道を正確にトレースしながら走った方がいいと思います。今回、地図のGPSを切り忘れまして、終着点がかつてのつま恋リゾートになっています。
見所は、ルートの途中にあるたこ焼き屋さん。どんなお店なのかは記事でお楽しみください。
日坂宿を出発
日坂宿からは再び下り坂、おそらく掛川の街までは楽にいけそうです。写真は事任八幡宮前の交差点。ここで県道415号線と合流します。
415号線をひたすら進みます。下りで道もまっすぐなのでスピードアップできています。道の駅掛川の交差点。近くに道の駅があるようなのですが、ここは先を急ぎます。
上の道が国道1号線、その下をくぐってそのままま直進。
先ほどの1号線の高架くぐってしばらく走ったところです。前にある掛川市八坂と書かれた歩道橋の向こう側で道は分岐。左の細い道が旧東海道です。
おそらくこの辺りが伊達方一里塚の跡。ちょっと暗くてよくわかりませんでした。ちなみに、この先で再び県道415号線と合流。旧道と新道を行ったり来たりするパターンです。
県道515号線と合流してもすぐに分岐。左の暗い道が旧東海道です。
かなり暗くなってきましたが、この辺りは街灯があるのでなんとか進んでいけます。
そして再び県道415号線と合流です。
突然鳴り響く矢沢永吉!
掛川の街まであと半分ほどのところまで来た時、周辺から大音量で永ちゃんの歌声が。どうも目の前のお店が発信源のようです。
たこ焼きやソフトクリームを売ってるパーキングエリア的なお店。古き良き昭和を感じます。
とりあえずたこ焼きをいただきました。ネギとマヨネーズたっぷり。ただ来る人来る人が、YAZAWAな感じの人ばかり。どうもその筋の方々には有名なお店のようです。
お店の中には永ちゃんグッツがいっぱい。色々伺ってみたかったんですが、あたりも真っ暗になったので、ゴールの掛川へ急ぎます。
再び道は旧街道へ
たこ焼き屋さんから再び県道415号線を直進していると、本村橋という交差点で再び分岐。左の暗い道が東海道です。
葛川という交差点で旧東海道は2車線の大きな道に拡張されます。この橋を渡ったところが一里塚です。
葛川の一里塚
こちらが葛川の一里塚があった場所。今は記念碑があるだけですね。周りは暗くてよくわかりませんでした。
掛川の新町七曲がり
先ほどの一里塚をすぎると、いよいよ掛川の市街地に突入です。ゴールも目前。
掛川の城下町に入ると、東海道は防衛のためにクランク状にクネクネと曲がっています。新町の七曲がりというそうです。写真の場所がその一角目。奥へと進みます。
掛川宿に到着
何度か曲がりくねったあとのこのクランクが江戸方見附跡です。立て看板などがあったのですが、暗すぎて古いGoproでは写りませんでした。
見附跡を抜けたところです。ようやく明るい道に出てきましたね。
商店街が見えてきました。今日のゴールも目前です。
そして本陣あとに到着。今は飲み屋街になってますね。時刻は20時前、本日の旅はここで終了です。
今日の宿泊場所はネットカフェになったんですが、シャワーがついていません。そこで街外れにある温泉施設に向かいました。
温泉施設はあの伝説の!
地図上で見ると近くだったのですが、ショートカットしようとしたら田んぼの中の明かりのない道に出てしまい迷子に。暗闇を彷徨うこと数十分。目指す場所の明かりがようやく見えてきました。
つま恋だ!昔はヤマハのリゾート地だったんですが、今は売られたという話だけ聞いてました。まさか温泉施設になっているとは。
とりあえず中の温泉で汗を流し、宿泊予定のネットカフェへ。写真や動画の整理をして、翌日の旅に備えて眠りました。
つづく
“東海道五十三次day5-⑥金谷宿から日坂宿まで”
“東海道五十三次day6-①掛川宿から袋井宿まで”
“東海道五十三次day5まとめ・距離・時間・ルート・予算”
“東海道五十三次の旅「日本橋から京都」全行程まとめ!”