東海道day5 東海道五十三次

自転車で東海道五十三次の旅day5まとめ 距離、時間、ルート、予算は?

ブロンプトンで行く東海道五十三次の旅5日目は、前々日の箱根越え、そして前日の長距離走行でカラダが慣れてきたのか比較的スムーズに進んだ気がします。ただ最後の小夜の中山という峠、というよりは山だったんですが、そこは辛かった!ということで5日目のまとめをしたいと思います。

※詳しい東海道のルートや各宿場の情報は、記事末のリンクをご覧ください。

走行距離65km、走行時間11時間

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前日に80kmほど走っていたので、今日は65kmと少し減っていますが、2回峠越えをしているので、距離が伸びなかったのは仕方がないかなと思っています。高度上昇も800mあるのでかなり高低差があったんですが、前日や前々日にくらべたら身体が慣れてきたのか楽な印象がありました。

7宿場を制覇。2つの峠、2つの大河を越える!

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この日は7宿場をクリアしました。前日のルートでは工業地帯や都市化された地域が多かったため、街道の雰囲気を味わえる場所が少なかったです。

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けれど5日目に走ったルートは内陸の田舎町が多く、松並木など東海道の趣を感じさせるものがたくさんありました。走っていると街道の雰囲気に浸れます。
またこのルートは自然の障害が多いのも特徴。まずこの日はふたつの大きな川を渡りました。

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ひとつが府中宿を出たところにある安倍川、もうひとつが島田宿を越えたところにある大井川です。現在はどちらも橋があるので障害ではありませんが、かなりの川幅があるので、江戸時代の旅人はとても苦労したんだろうなと思いました。
さらに峠は2つあり、どちらも川を越えた先にあります。ひとつは安倍川を越えたところにある宇津ノ谷峠、もうひとつは大井川を越えたところにある小夜の中山です。

峠越えは2つ 小夜の中山は要注意

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まず宇津ノ谷峠は薩埵峠などと比べると坂が緩やかでした。また自転車は明治時代に作られたトンネルを通るので、かなり楽にクリアできます。

次の小夜の中山は、峠ではなく山、しかも登って降りて登って降りてを2回繰り返します。

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ひとつ目が石畳の道です。自転車で石畳の道はきついので迂回したのですが、もしかすると自転車を担いで石畳の道を登った方が楽だったかもしれません。なぜなら迂回ルートもかなりの傾斜があったからです。
そして一度降りきったところに間の宿・菊川という街があり、そこを過ぎると峠の本番、小夜の中山越えです。

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ここは峠ではなく名前の通り山なのでかなり辛かったです。しかも路面状況が悪いところもあるので、下り坂でもスピードを抑え目にしないと危険でした。
あとGPSがズレて位置がわからなくなるというハプニングも。ここに行く人は要注意です。

グルメなど

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この旅が始まって以来、なかなか地域の名物を食べられなかったのですが、府中宿を出たところで安倍川もちをようやく食べることができました。まあ普通のお餅なんですが東海道の茶店の雰囲気を味わえました。

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夕食代わりに食べたたこ焼きも思い出深いです。掛川の直前にあり、YAZAWAが大音量で流れている昭和のジャパニーズダイナー。また通る機会があれば行ってみたいです。

見どころは自然と茶畑

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この5日目の見どころですが、街道沿いの松並木もよかったんですが、いちばんは峠から眺める自然や茶畑です。都会では味わえない時間の流れ、空の色の変化を味わえます。
注意点としては、小夜の中山は街灯がほとんどないので、夕暮れ時になると道が見えにくくなります。注意してください。

予算は6000円

5日目は、飲食に3000円、宿泊に2000円、あと温泉施設の利用に1000円、合わせて6000円ほどでした。ホテルを使わずネットカフェに宿泊すると宿代が浮きますね。

まとめ

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さすがに5日目になると旅のペースをつかむことができるようになりました。ただ少し旅の疲れが蓄積されてきた気がします。
次は東海道の旅6日目、浜松を越えて、行けるところまで行く予定です。
つづく


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